【自宅の防音対策】意外と知らない効果的な防音のポイント

誰でも思い通りに歌うことができる!
サクセスボイスの岩谷翔です。

さて、今回は・・・

自宅でガッツリとボイトレをしたい!

部屋を防音にしたいんだど、具体的にどうしたらいいの?

こういった疑問に答えます。

本記事で得られること
  • 防音の本質が理解できる
  • 経済事情に合わせた最適な防音方法がわかる

「自宅で思い切り歌いたい!」

こういうときに大事なのが「防音」です。

普通の家は音が漏れるので近所迷惑にもなりかねませんし、他の家族がいたらちょっと恥ずかしい・・・ですよね?

そのため、防音という配慮が必要ですよね?

そこで必要なものが防音グッズです。

防音グッズといっても安価で手軽にできるものから、スタジオレベルで超防音にするものまでピンキリです。

ということで・・・!

具体的にどのようにして自宅を防音すればいいのか?

おすすめ防音方法と必要な防音グッズを、クオリティーで分けてご紹介したいと思います。

目次

防音レベル1:そもそも音を出さないトレーニング


まあ…これは防音とは言いませんが。

一番お金をかけずに簡単に自宅でボイトレをするのであれば「音を出さないボイトレ」がおすすめです。

ボイトレは必ずしも声を出すだけがボイトレではありません。

ガッツリ歌を歌うことは、必ずしも良い声を出すためのトレーニングではないんです。

そもそもボイトレは「身体の楽器化」が本当の目的なんです。

例えばギターもボディがあり、弦やピックアップ、ペグなどで出来ていて、それぞれが音を出すために役割があるように、歌を歌うためにも呼吸の訓練や声の響きに関わる筋力を鍛える、など役割別のトレーニングが重要です。

声帯を震わせないトレーニングであれば、音を出すことなくボイトレが可能です。

防音レベル2:ドアや窓の隙間を埋める

ここからが音を出す上での「防音」対策になります。

防音においてもっとも大切なことは「空気の振動を防ぐこと」です。

なぜなら音というのは空気の振動で耳に到達して音が聞こえるからです。

だから、その空気の動きを遮断してしまえば基本的に音は小さくなっていきます。

誰でも体感したことがあると思いますが、部屋で音を出したとき、ドアが開いている状態と閉まっている状態では音の漏れは全然違いますよね?

ただ、普通の家だとドアを閉めただけでは、ちょっと足りない。

より空気振動を減らすためには「ドアの隙間を埋める」ということを考えていく必要があります。

ここで使えるのが、百均などでも買えるようなスポンジやモール。

これをドアに挟むだけでもかなり防音効果を得ることができます。

その他にもドア専用の隙間シートなんかもあります。

(こんな感じでAmazonでも買えます。)

余談ですが、一般的な住宅は基本的には空気の循環を良くするために意図的に隙間が設けられています。

生活するにはいいんですが、防音するには逆にもっとも課題となるのが隙間です。

防音レベル3:防音設備を整えてみる

ドアの隙間をしっかり埋めた上でさらに防音レベルを上げていきましょう!

次に必要なものは、「録音機材」の購入を検討してみましょう。

いわゆる「DTM」と呼ばれる作曲用の機材です。
一式揃えるのであれば以下のような機材がおすすめです。

DTM環境一式(例)
  • DAWソフト(PRO TOOLSやCubase、Logicなど)
    →無料のものから10万近いものまで。
  • オーディオインターフェース(安価なものでOK)
    →1〜2万円前後で購入可能です。
  • ミキサー(DAWソフトがあればなくても大丈夫です)
    →1〜2万円前後で購入可能です。
  • マイク、ヘッドフォン(これは絶対あった方がいい)
    →ピンキリですが1〜2万のものでOKです。

DTM環境を揃えるメリット

DTMと呼ばれる環境を整えるための機材は、防音もさることながら自分の声をモニタリングできるのという点でも非常におすすめです。

なぜかというと、
あなたの歌声を聞く人というのは、あなたの生声を歌を聴くということはほとんどないからです。

例えばライブなどのお客さんがそうです。

基本的にマイクで録音されたり、スピーカーから出てくる音を聴くワケです。

DTM環境があると、その「お客さんが聴く声」をモニタリングして自分自身で聴くことができます。

自分の歌声の響き方がわかります

「でも…モニタリングできるのはいいけど、結局声を出すことにならない??」

「それだと防音効果にはつながらないのでは??」

と、思ったかもしれません。

しかし、声を大きく出すことがいい声を出すためのトレーニングということではありません。

ですので、大声を出して歌わなくても大丈夫です。

大きな声で歌うよりも、録音機材を揃えて自分の声を自分で聴くという点に意識を向けることをおすすめします!

防音レベル4:防音室の導入

ここまできて最終形態としては、やはり防音室の導入を検討していくことがおすすめです。

とはいえ、防音室の導入は今までの方法と比較したら一気に高額になります。

最低10万円以上の投資ができるのであれば、防音室の導入を検討してみてもいいかもしれません。

防音室は月々1万円弱からでもレンタルも可能

あなたのように自宅でボイトレをする人のために、小さな防音室そのものをレンタルするサービスなんかもあるんです。

月々1〜2万円程度でレンタルができます。

防音室を置くことができる程度の広さがあれば、必要経費と考えてレンタルするのもありかもしれませんね。

実際問題、防音環境欲しさにスタジオを予約して、当日雨天だろうとスタジオに向かい、限られた時間で練習をして、時間が来たら片付けて精算して帰宅・・・という行動は思いの外、面倒です。

その点、自分の部屋に防音室があるというのは想像以上にメリットが大きいです。

補足:防音に効果がありそうだけどまったく効果のないアイテム

コレは何かというと・・・防音カーテンです。

インテリアショップなんかでよく売っていますよね。

冒頭でも解説しましたが、基本的に音は空気振動によって伝わってきます。

ですので空気の振動を防ぐことが防音には大切なのですが、残念ながら防音カーテンでは空気振動は防げません。

もちろん無いよりはマシではあります。

が、そこにお金をかけるくらいなら、ドアや窓の隙間を埋める方に力を入れたほうが効果的でしょう。

またまた余談ですが、日本家屋は防音にはかなり不向きと言えます。

例えば、ふすま。
これをドアにリフォームするだけでも空気振動を防ぐことができ、かなり防音効果が高まります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

まとめると・・・

自宅で防音を意識するのであれば

  1. 音を出さないボイトレにする
  2. 部屋の隙間を埋めるための隙間シートを買う
  3. DTM環境を整えて、自分の声をモニタリングする
  4. 防音室の導入

・・・といった感じですね。

特に「音を出さないボイトレ」を知らない人が結構多いです。

今回、防音というテーマでしたが、普段の音楽活動において自宅で音を出さないボイトレ=呼吸の強化をはじめとした発声筋のトレーニングはもっとも大切です。

根本的には身体の楽器化ができて、安定した声が出るようになって初めてしっかり歌えるわけですから、呼吸強化やその他、歌に必要な筋力トレーニングを継続するだけでも実はかなりの成長が期待できます!

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それではまた次の記事でお会いしましょう!
Let’s Training!

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